自宅でできる!正しい血圧の測り方
家庭で血圧を測る習慣、ありますか?
「血圧が気になるけど、健康診断のときしか測らない…」
「家に血圧計はあるけど、あまり使っていない…」
そんな方も多いのではないでしょうか?
実は、日々の血圧測定は、体調の変化や病気のサインを見逃さないためにとても重要です。今回は、家庭用血圧計の種類や、正しく測るコツをご紹介します。
家庭で血圧を測るメリット
家庭で測ることで、病院で測るよりも正確な血圧を知ることができます。なぜなら、毎日同じ時間に測定でき、リラックスした状態で測れるからです。
また、血圧の変化を記録することで、
・体調管理がしやすくなる
・お医者さんが治療方針を決める参考になる
・ 服薬治療を受けている場合、薬の効果を確認できる
家庭用血圧計の種類
血圧計には、主に3つのタイプがあります。それぞれの特徴をチェックして、自分に合ったものを選びましょう!
上腕式血圧計(定番!初心者向け)
上腕にカフ(腕帯)を巻いて測るタイプで、最も広く使われています。
おすすめの人
・初めて血圧計を買う人
・病院から血圧管理を勧められている人
・手軽に測定したい人
アーム式血圧計(簡単&ミスが少ない)
腕を通すだけで測れる設置型タイプ。病院の待合室でもよく見かけますね。
おすすめの人
・カフを巻くのが苦手な人
・忙しくて短時間で測りたい人
手首式血圧計(コンパクトで持ち運び◎)
手首にカフを巻いて測るタイプ。小型で持ち運びに便利です。
おすすめの人
・出張や旅行が多い人
・持ち歩き用の2台目がほしい人
正確に血圧を測るコツ
測定のタイミングや姿勢を間違えると、正しい数値が出ません。次のポイントを守りましょう!
測定する時間帯
・朝:起床後1時間以内、朝食前、トイレを済ませた後
・夜:就寝前(飲酒・入浴直後はNG)
測定前の準備
・イスに座り、背筋を伸ばしてリラックス
・脚を組まず、足の裏を床につける
・心臓の高さに血圧計をセット
測定後の記録
・毎日の測定結果をノートやアプリに記録
・時間や体調のメモも残すと、変化に気づきやすい
・経過観察中や服薬治療中の人は、医師の診察時にデータを持参しましょう