循環器内科とは?
循環器内科は、心臓や血管の病気を診療する専門科です。不整脈、心筋梗塞、心臓弁膜症、動脈硬化など様々な病気に対し心電図検査やエコー検査で診断し、薬物療法やカテーテル治療で治療を行います。
循環器内科を受診すべき症状は?
下記のような症状がある場合は循環器内科を受診しましょう。
・胸の痛み:心臓病が進行している可能性あり。
・動悸:心拍の乱れや不整脈の可能性。
・足のむくみ/息切れ:心臓の機能低下や心筋症の可能性。
循環器内科で発見・治療できる病気
・不整脈:心臓のリズムが異常になり、合併症を引き起こす可能性あり。
・狭心症:冠動脈の狭窄で心臓への血液供給が悪化し、心臓が痛む。
・心筋症:心臓の筋肉に異常が生じ全身への血液供給が低下。
・心臓弁膜症:心臓の弁に障害が起きて血液の流れが悪化。
・心筋梗塞:心筋が壊死する病気で早急な処置が必要。
循環器内科で行う4つの治療法
1.薬物療法:最も一般的な治療法で様々な病気に使用。
2.心臓カテーテル治療:カテーテルを使い血管内から治療を行う。
3.外科的手術:外科的手術は狭心症や心筋梗塞、心臓弁膜症などで行われる治療法になります。狭心症や心筋梗塞では冠動脈バイパス手術、心臓弁膜症では弁形成術・弁置換術などが外科的手術として行われます。その他にも外科的手術はあり、基本的に全身麻酔のもと行われます。
4.食事・運動療法:動脈硬化を招き、狭心症や心筋梗塞、心筋症などの病気を引き起こす高血圧には、食事療法が効果的とされている。運動療法は狭心症や心筋梗塞などを引き起こす動脈硬化の治療として行われる。